「子育て王国もりや」の隣に位置する茨城県坂東市。実は坂東市も、マル福に上乗せする市独自の「すこやか医療費助成」や、11か所の放課後児童クラブ、13の小学校区など、子育て世帯を支える制度・施設が数多くそろっています。本記事では坂東市の公式情報をもとに、医療費助成・保育施設・学校・学童保育・子育て支援センターまで、子育て世帯が知っておきたい情報を項目別に整理します。あわせて、子育てを機に住まいを検討される方向けのポイントにも触れます。

坂東市の子育て環境の特徴

県西部・田園地帯に広がるまち

坂東市は茨城県南西部に位置し、2005年(平成17年)に旧岩井市と旧猿島町が新設合併して誕生しました。市の人口は51,526人・世帯数22,484世帯です(令和8年7月1日現在・坂東市公式ホームページ)。市内には鉄道駅がなく車移動が生活の基本ですが、圏央道「坂東IC」が使えるため、都心や成田方面へのアクセスも可能です(詳しくは坂東市の暮らし|アクセス・子育て・地価【2026】で解説しています)。

マル福とすこやかの2階建て構造

坂東市の子育て医療費助成は、茨城県内共通の「マル福(医療福祉費助成制度)」と、坂東市独自の「すこやか医療費助成制度」の2つを組み合わせた2階建て構造になっているのが特徴です。マル福だけでは対象外になる部分を、市独自のすこやかがカバーする仕組みで、他市町村からの転入者にとっても分かりやすい制度設計です。

坂東市の子どもの医療費助成(マル福・すこやか)

マル福で助成される範囲

「マル福」は茨城県内共通の制度で、妊産婦(妊娠に関連した疾病等に限る)、小児(18歳到達年度末までの児童。ただし中学生以上は入院のみ)、ひとり親家庭、重度心身障害者の方の医療費を助成します。ただし所得制限があり、扶養人数0人の場合は限度額622万円(小児・妊産婦の区分)です(坂東市公式ホームページ)。

すこやかでカバーされる範囲

「すこやか」は坂東市独自の制度で、マル福の対象外となる部分――妊産婦の妊娠に関連しない疾病、中学生以上の外来(通院)、所得制限超過で小児マル福が非該当となった児童――を助成します。すこやかには所得制限がありません。つまり、坂東市に住んでいれば、所得にかかわらず子どもの医療費は何らかの形で助成される仕組みです。

自己負担額の目安

助成後の自己負担額は、外来(通院)が1つの医療機関ごとに1日600円まで(同月3回目以降は自己負担なし)、入院が1つの医療機関につき1日300円まで(月3,000円が上限)、調剤薬局・補装具等は自己負担なしとなっています(坂東市公式ホームページ「マル福・すこやか医療費助成制度」)。受給者証の色はマル福が白色・桃色、すこやかは黄緑色(受給者証なし・償還払い)で区分されています。

坂東市 子育て 教育 マル福 すこやか 早見表

坂東市の保育所・認定こども園

市内の認定こども園・保育所一覧

坂東市公式ホームページ「認定こども園・地域型保育・幼稚園」によると、市内には市立の認定こども園2園(ひまわり・ふたば)、私立の認定こども園7園(岩井保育園、すずのき、あかつき保育園、小山保育園、さしま保育園、若草明徳保育園、サンキッズ)、私立の地域型保育4施設(夢遊児園、七星、家庭的保育園バンビ、小山保育園ひよこ教室)、市立幼稚園1園(猿島幼稚園)、私立幼稚園1園(若草明徳幼稚園)の合計15施設があります(2026年8月時点公式情報)。

子育て支援センター9施設

坂東市は就学前の子どもとその保護者、マタニティーの方を対象に、市内の認定こども園9園に委託する形で子育て支援センターを開設しています。開設時間は施設により午前9時〜午後2時、または午前8時〜午後1時などまちまちで、親子の遊び場・母親同士の交流の場・子育て相談の場として自由に利用でき、絵本やおもちゃ、遊具もそろっています(坂東市公式ホームページ「子育て支援センター」)。

坂東市の小学校・中学校

市内の小学校13校

坂東市公式ホームページ「小学校」ページによると、市内には坂東市立七重小学校、弓馬田小学校、飯島小学校、神大実小学校、岩井第一小学校、岩井第二小学校、七郷小学校、中川小学校、長須小学校、生子菅小学校、逆井山小学校、沓掛小学校、内野山小学校の13校があります。旧岩井市エリア・旧猿島町エリアの双方に学校が配置されている点が特徴です。

市内の中学校4校

中学校は坂東市立東中学校、岩井中学校、南中学校、猿島中学校の4校です(坂東市公式ホームページ「中学校」)。中学校の通学区域は原則として小学校区の組み合わせで指定されており、坂東市教育委員会が定める「坂東市立小学校及び中学校児童生徒の就学すべき学校の指定に関する規則」に基づいています。住宅の購入・賃貸を検討する際は、対象の小学校区・中学校区を事前に確認しておくと安心です。

坂東市 子育て 教育 学区 学童早見表

坂東市の放課後児童クラブ(学童保育)

市内11クラブの体制

坂東市の放課後児童クラブは、坂東市内の小学校に在籍し、保護者の就労等により放課後・学校休業日の昼間に監護を受けられない小学6年生までの児童が対象です。市内には「けやき」(岩井第一小)、「ニコニコクラブ」(岩井第二小)、「元気クラブ」(弓馬田小)、「なつめっ子クラブ」(飯島小)、「ちびっ子クラブ」(神大実小)、「なかよしクラブ」(七重小)、「あかつき」(七郷小)、「ひまわり」(中川小)、「青空」(長須小)、さしま保育園児童クラブ(生子菅小)、若草児童クラブ(逆井山小)、明徳児童クラブ(沓掛小・内野山小)の11クラブがあります(坂東市公式ホームページ「放課後児童クラブ」)。

開所時間と保護者負担金

開所日は学校登校日の月曜〜金曜(下校時〜午後6時30分)、長期休暇や土曜日は午前7時30分〜午後6時30分が基本です(一部クラブは時間が異なります)。保護者負担金は通常月が月額5,000円、7月は6,000円、8月は8,000円で、長期休暇のみの利用の場合は別料金設定があります。住民税非課税のひとり親家庭で市税等の滞納がない場合は、申請により半額免除の制度もあります(坂東市公式ホームページ)。

坂東市の子育て世帯向けイベント・相談窓口

こども課・保険年金課の窓口

マル福・すこやかの申請や受給者証の交付は、坂東市役所保険年金課医療福祉係(電話0297-21-2187)またはさしま窓口センターで受け付けています。保育所・認定こども園・放課後児童クラブの入所に関することは、坂東市福祉事務所こども課保育係(坂東市岩井4365番地、電話0297-21-2191)が窓口です。学校・学区に関することは学校教育課(電話0297-21-2202)が担当しています。

子育て支援センターでの相談

子育て支援センターには開設時間内に保育士が常駐しており、育児の困りごとや悩みを気軽に相談できます。平日は園庭・施設開放をしている園もあり、イベントの日以外でも各園に問い合わせれば利用できる場合があります。転入したばかりで地域に知り合いが少ない家庭にとって、地域とつながる入り口としても活用されています。

坂東市で家を売る・持つときに知っておきたいこと

坂東市は鉄道駅がなく車移動が前提のまちであるため、物件の価値は「圏央道坂東ICへのアクセス」「TX守谷駅までの所要時間」「学区」「浸水想定区域に該当するかどうか」といった要素が総合的に影響します。子育てを機に住み替えや売却を検討される場合は、こうした地域特性を踏まえて早めに情報収集をしておくと安心です。

坂東市エリアの詳しい売却相場や進め方については、坂東市の不動産売却・買取・査定のご相談|ハウスドゥ 守谷で解説しています。また、坂東市の暮らし全般(アクセス・地価・防災)については坂東市の暮らし|アクセス・子育て・地価【2026】もあわせてご覧ください。実家の片付けを含めた売却をお考えの方は坂東市の実家の片付けと売却、空き家解体を含めた売却は坂東市の空き家解体費用と売却の記事もご参照ください。

坂東市内での売却実績は売却査定実績とお客様の声でもご紹介していますので、あわせてご参照ください。

坂東市の子育て・教育に関するよくある質問

Q1. 坂東市の子どもの医療費助成はいくつまで受けられますか?

A. マル福・すこやかの2つの制度により、18歳到達年度末(3月31日)まで、所得にかかわらず何らかの形で医療費の助成が受けられます。外来は1医療機関ごとに1日600円まで(月3回目以降は自己負担なし)、入院は1日300円まで(月3,000円が上限)が自己負担の目安です(坂東市公式ホームページ)。

Q2. 坂東市には保育所・認定こども園がいくつありますか?

A. 坂東市公式ホームページによると、市立・私立の認定こども園9園、地域型保育4施設、幼稚園2園の合計15施設があります(2026年8月時点)。

Q3. 坂東市の小学校・中学校はいくつありますか?

A. 坂東市立小学校が13校、中学校が4校あります(坂東市公式ホームページ)。通学区域は町名ごとに細かく指定されているため、住宅購入・賃貸の際は事前確認をおすすめします。

Q4. 坂東市の放課後児童クラブ(学童保育)の料金はいくらですか?

A. 通常月は月額5,000円、7月は6,000円、8月は8,000円です。長期休暇のみの利用は別料金設定があり、住民税非課税のひとり親家庭は申請により半額免除される制度もあります(坂東市公式ホームページ「放課後児童クラブ」)。

Q5. 坂東市の子育て支援センターはどこにありますか?

A. 市内の認定こども園9園に委託する形で開設されており、あかつき保育園、岩井保育園、小山保育園、さしま保育園、サンキッズ、すずのき、ひまわり、ふたば、若草明徳保育園の各園で利用できます。開設時間は園により異なります(坂東市公式ホームページ)。

Q6. 坂東市に転入した場合、マル福・すこやかの手続きはどこで行いますか?

A. 坂東市役所保険年金課医療福祉係、またはさしま窓口センターで受給者証の交付申請ができます。前住所地でマル福を申請していた場合は交付状況証明書が必要になることがあります(坂東市公式ホームページ)。

Q7. 坂東市の放課後児童クラブは全部でいくつありますか?

A. けやき、ニコニコクラブ、元気クラブ、なつめっ子クラブ、ちびっ子クラブ、なかよしクラブ、あかつき、ひまわり、青空、さしま保育園児童クラブ、若草児童クラブ、明徳児童クラブの11クラブがあり、市内13の小学校区をカバーしています(坂東市公式ホームページ)。

まとめ

坂東市の子育て環境は、県共通のマル福に市独自のすこやか医療費助成を上乗せする2階建て構造の医療費助成、15の保育・幼児教育施設、13の小学校・4の中学校、11の放課後児童クラブ、9の子育て支援センターと、鉄道駅のないまちながら子育てインフラが着実に整えられているのが特徴です。住まいを選ぶ際は、こうした制度・施設の充実度に加えて、学区や圏央道へのアクセス、浸水想定区域といった地域特性もあわせて確認することをおすすめします。坂東市での住み替えや不動産売却をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。

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