つくばみらい市で、誰も住まなくなった実家や空き家を「そろそろどうにかしたい」とお考えではありませんか。解体したいけれど費用が心配、という方に向けて、つくばみらい市の空き家解体補助金(上限30万円)の中身と、補助金を待つべきか売却を優先すべきかの判断基準を、つくばみらい市を営業エリアとするハウスドゥ 守谷が整理しました。
先に結論をお伝えします。つくばみらい市の解体補助金は実在しますが、年間の枠がわずか3件しかありません。補助金だけを当てにして待つのは危険です。
つくばみらい市の空き家解体補助金|まず結論から
つくばみらい市には、老朽化した空き家の解体費用を補助する制度があります。金額は次のとおりです。
| 判定区分 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 特定空家等・不良住宅 | 対象経費の1/2 | 30万円 |
| 老朽空家 | 対象経費の1/2 | 15万円 |
補助対象になるのは、解体工事費のほか、仮設工事費、廃材の運搬・処分費、整地費(舗装費用は除く)です。1,000円未満は切り捨てとなります。
出典:つくばみらい市公式サイト「老朽化した空き家を解体する場合に、補助金が出ます」(2026年3月10日更新)
【最重要】枠は年3件だけ|先着順という現実
この制度で最も見落とされやすいのが予算枠です。つくばみらい市の公表によれば、枠数は30万円が1件、15万円が2件の合計3件。予算がなくなり次第終了で、先着順です。
受付開始は令和8年(2026年)4月6日から、電話・メール等での申込みとなります。つまり、市内に空き家が何百軒あっても、この補助金を実際に受け取れるのは年に3軒だけということです。
「補助金が出るまで待とう」と そのまま放置してしまうと、その間に建物はさらに傷み、固定資産税は毎年かかり続けます。補助金は「取れたらラッキー」と考え、並行して売却の選択肢も検討するのが現実的です。
補助の対象になる空き家の5つの条件
次の(1)〜(5)をすべて満たす必要があります。
(1) 「特定空家等」「不良住宅」「老朽空家」のいずれかと判定されること
- 特定空家等…放置すれば倒壊等著しく保安上危険、または著しく衛生上有害となるおそれのある状態など(空家等対策の推進に関する特別措置法 第2条第2項)
- 不良住宅…構造または設備が著しく不良で、居住に著しく不適当なもの(住宅地区改良法 第2条第4項)
- 老朽空家…居住者がなく将来の居住も見込めず、屋根・壁・基礎・柱・はり等が著しく損壊しているもの(つくばみらい市老朽空家の認定に関する要綱)
なお特定空家等の場合、特措法第14条第1項の助言・指導を受けていても、同条第2項の勧告を受けていないことが条件です。勧告まで進むと住宅用地特例が外れ、固定資産税が跳ね上がります。
(2) 1年以上使用されていないこと
申請日時点で、空き家本体・同じ敷地内の他の建築物・その敷地が1年以上使われていないことが必要です。「今住んでいる家を建て替えるために壊す」は対象外です。
(3)〜(5) 個人所有・他の権利がない・公共事業の補償対象でない
抵当権などの所有権以外の権利が設定されていると対象外です。ローンが残っている場合は、抹消の手続きが先になります。
判定には1〜2か月かかることがある
「不良住宅」「老朽空家」に当たるかどうかは市の現地調査で判断され、建築士へ判定を依頼する場合もあるため、1か月から2か月程度かかることがあります。売却の時期が決まっている方は、この期間を必ず見込んでください。
申請できる人と、対象になる工事
申請できるのは、空き家の所有者(共有の場合は代表者1人/全共有者の同意が必要)または相続人(複数いる場合は全相続人の同意が必要)です。相続登記が済んでいなくても相続人として申請できますが、関係を示す戸籍謄本等が必要になります。
工事は市内業者が行うものに限られます。建設業の許可、または解体工事業の登録を受けた事業者であることが条件です。市外の安い業者に頼むと補助が受けられないため、相見積もりを取る際は注意してください。
申請から入金までの5ステップ

最大の落とし穴は「契約のタイミング」
업者との契約は必ず交付決定を受けたあとに行ってください。先に契約・着工してしまうと、条件を満たしていても補助の対象外になります。「見積もりを取ったついでに契約してしまった」という失敗が最も多いパターンです。
補助金は後払い
解体費用はいったん全額を自己負担で支払い、実績報告のあとに補助金が振り込まれます。手元資金が必要である点は、資金計画上とても重要です。
申請に必要な書類
申請時には、見積書と内訳書の写し、付近見取図・配置図・現況写真、登記事項証明書、市税等の滞納がないことを証する書類、誓約書、業者の許可・登録を証する書類などが必要です。相続人が申請する場合は戸籍謄本・除籍謄本等、代理人が手続きする場合は委任状も加わります。
実績報告時には、請負契約書の写し、領収書の写し、廃棄物の処分証明書(マニフェストD票の写しなど)、工事完了後の現況写真(施工前と同一箇所から撮影)が必要です。
つくばみらい市の解体費用はいくらかかる?
解体費用は構造・立地・付帯工事で大きく変わります。あくまで目安ですが、一般的な相場は次のとおりです。
| 構造 | 1坪あたりの目安 | 30坪の場合の目安 |
|---|---|---|
| 木造 | 約4〜5万円 | 約120〜150万円 |
| 鉄骨造 | 約5〜7万円 | 約150〜210万円 |
| 鉄筋コンクリート造 | 約6〜8万円 | 約180〜240万円 |
これに、庭石・物置・ブロック塀の撤去、残置物の処分、重機が入れない場合の手壊し費用などが加算されます。木造30坪で総額150万円前後になることが多く、そこに補助金30万円が入っても自己負担は120万円ほど残る計算です。この差額をどう考えるかが、次の判断につながります。
解体して売るか、古家付きのまま売るか
解体して更地で売るケース
買主が土地として使いやすくなり、購入検討者の幅が広がります。建物が著しく傷んでいて内見にすら耐えない場合は、更地化が有利に働くことがあります。
古家付きのまま売るケース
解体費用を負担せずに売れるのが最大の利点です。更地にすると固定資産税の住宅用地特例が外れるため、売れ残った場合の税負担が重くなります。小規模住宅用地(200平方メートル以下の部分)は課税標準が6分の1に軽減されていますが、建物を壊すとこの軽減がなくなります。
また、再建築不可の土地では更地にすると新しい家が建てられなくなり、かえって売りにくくなることがあります。解体は「戻せない選択」である点にご注意ください。
第三の選択肢=そのまま買取
当社はハウスドゥの買取に対応しています。残置物が残ったまま、傷んだままの状態でも査定が可能です。解体費用を立て替える必要がなく、補助金の順番待ちも不要で、時期を自分で決められるのが利点です。仲介のように買主を探す期間が読めないという不安もありません。
仲介と買取、どちらを選ぶべきか
| 仲介 | 買取 | |
|---|---|---|
| 売却価格 | 市場価格に近い | 仲介より低くなる傾向 |
| 期間 | 買主が現れるまで不確定 | 短期間で確定しやすい |
| 解体・片付け | 求められることがある | そのままで可 |
| 向くケース | 時間をかけて高く売りたい | 相続・遠方・早く手放したい |
売却にかかる費用と税金
仲介手数料
売買価格が400万円を超える場合の上限は売買価格×3%+6万円+消費税です。1,000万円で売れた場合、3%+6万円=36万円、消費税10%を加えて39万6,000円が上限となります。
印紙税・登記費用
売買契約書には印紙税がかかります。抵当権が残っていれば抹消登記費用、相続した不動産であれば相続登記の費用も必要です。
譲渡所得税は20.315%
所有期間5年超の長期譲渡所得の税率は、所得税15%・復興特別所得税0.315%・住民税5%の合計20.315%です。譲渡所得は「売却価格−取得費−譲渡費用」で計算し、解体費用は譲渡費用に含められる場合があります。
使える可能性のある特例
- 居住用財産の3,000万円特別控除…自分が住んでいた家を売る場合
- 空き家の3,000万円特別控除…相続した被相続人居住用家屋を売る場合。昭和56年5月31日以前建築、相続開始から3年を経過する日の属する年の12月31日までの譲渡など、細かな要件があります
- 取得費加算の特例…相続税を納めた方が、申告期限の翌日から3年以内に売却した場合、相続税の一部を取得費に加算できます
特例は要件が複雑で、適用可否で手取りが数百万円変わることもあります。必ず税務署または税理士にご確認ください。
査定の4つの種類
机上査定は現地を見ずに資料から算出する簡易な方法、訪問査定は現地を確認して精度を高める方法です。AI査定は瞬時に概算が出ますが空き家の傷み具合は反映されません。一括査定は複数社の比較ができる一方、多数の会社から一斉に連絡が来ます。傷んだ空き家は現地を見ないと正しい値が出ないため、訪問査定をおすすめします。
売却の流れ
①相談・査定 → ②媒介契約(買取の場合は不要)→ ③販売活動 → ④売買契約 → ⑤決済・引渡し、という流れです。相続不動産の場合は、先に相続登記を済ませる必要があります。2024年4月から相続登記は義務化されており、正当な理由なく3年以内に申請しないと過料の対象になります。
必要書類は、登記識別情報(権利証)、固定資産評価証明書、身分証明書、実印・印鑑証明書などです。
理由別に見る、つくばみらい市の空き家売却
相続した実家をどうするか
相続人が複数いると、意見がまとまらないまま何年も放置されがちです。売却して現金にすれば分けやすくなります。まず相続登記と遺産分割の整理から着手してください。
遠方に住んでいて管理できない
草刈りや通風のために毎月通うのは大きな負担です。近隣からの苦情や不法投棄のリスクもあります。管理し続けるコストと売却額を比べて判断するのが合理的です。
訳あり・傷みが激しい物件
雨漏り、シロアリ、残置物が大量にある、再建築不可といった物件は、一般の仲介では買主が見つかりにくくなります。当社はこうした訳あり不動産の買取にも対応しています。
つくばみらい市のエリア特性
つくばみらい市は、つくばエクスプレスのみらい平駅を中心に人口が増えている一方、旧伊奈・谷和原地区や関東鉄道常総線沿線では高齢化と空き家の増加が同時に進んでいます。
みらい平エリアは秋葉原まで乗り換えなしという利便性から住宅需要が堅調で、土地の流動性も比較的高い地域です。一方、駅から離れた地域では買主が限られるため、売り方の工夫がより重要になります。同じ市内でも状況が大きく異なるため、エリアごとの実情を知る地元業者に相談することをおすすめします。
つくばみらい市の対応エリアや取り組みについては、つくばみらい市の不動産売却・買取ページもあわせてご覧ください。
ハウスドゥ 守谷が選ばれる理由
当店はハウスドゥのフランチャイズ加盟店として、守谷市・つくばみらい市・常総市・坂東市・柏市を営業エリアに不動産売買を行っています。運営は株式会社JOB HOPE、免許番号は茨城県知事(2)第7366号です。所在地は守谷市本町257-5、営業時間は8:00〜21:00(年中無休)です。
ハウスドゥは元プロ野球選手の古田敦也氏をイメージキャラクターに起用しており、全国規模のネットワークと知名度を持つ不動産売買のブランドです。全国の販売網と地元密着の両方を活かせるのが強みです。
ご相談・査定はもちろん無料で、その場で売却をお決めいただく必要はありません。「補助金と売却、どちらが得か知りたいだけ」というご相談も歓迎しています。
よくある質問
Q. つくばみらい市の空き家解体補助金はいくらもらえますか?
A. 対象経費の2分の1で、特定空家等・不良住宅は上限30万円、老朽空家は上限15万円です。1,000円未満は切り捨てとなります。
Q. 解体してから申請しても間に合いますか?
A. 間に合いません。事前申請が絶対条件で、業者との契約も交付決定後である必要があります。着工後の申請は対象外です。
Q. 補助金の枠はどのくらいありますか?
A. 30万円枠が1件、15万円枠が2件の合計3件です。先着順で、予算がなくなり次第終了します。ただし空き家の老朽度によって順番が前後する場合があります。
Q. 相続人が複数いますが申請できますか?
A. できます。ただし、すべての相続人からの同意が必要です。同意書のほか、所有者との関係が確認できる戸籍謄本等の提出が求められます。
Q. 更地にすると固定資産税は上がりますか?
A. 上がる可能性が高いです。住宅が建っている土地には住宅用地特例があり、200平方メートル以下の部分は課税標準が6分の1に軽減されています。建物を解体するとこの軽減が適用されなくなります。
Q. 残置物やゴミが大量に残っていても売れますか?
A. 売れます。当社の買取であれば、家財や 残置物が残ったままの状態でも査定が可能です。片付けてから相談する必要はありません。
Q. 査定を頼んだら必ず売らないといけませんか?
A. その必要はありません。査定は無料で、金額を知ったうえで「今回は見送る」というご判断でも問題ありません。
まとめ
つくばみらい市の空き家解体補助金は、上限30万円という実用的な制度です。しかし枠は年3件・先着順・後払い・事前申請必須という制約があり、これだけを頼りに待つのは得策ではありません。
解体費用の総額、更地にしたあとの固定資産税、売却で得られる金額。この3つを並べて比べれば、答えは自然と見えてきます。まずは「今いくらで売れるのか」を知ることから始めてみてください。
つくばみらい市の空き家・相続不動産について、ハウスドゥ 守谷が無料で査定・ご相談をお受けしています。
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