「子育て世代がどんどん引っ越してくる街」——つくばみらい市は、つくばエクスプレスの開業をきっかけにそう呼ばれるようになりました。市の人口は2024年(令和6年)時点で51,328人まで増え、右肩上がりの傾向が続いています(出典:つくばみらい市「つくばみらい市の子ども・子育てを取り巻く状況」)。なかでもみらい平駅の周辺は0〜14歳の子どもの割合が既存地区より高く、子育て世帯が集まるエリアになっています(出典:つくばみらい市「まち・ひと・しごと創生」)。

本記事は、つくばみらい市で子育て中の方、あるいはこれから子育て世帯として移住を検討している方に向けて書いています。医療費助成の内容、保育所の事情、学校環境、子育て支援施設、公園情報まで、公式情報をもとに一つずつ整理しました。守谷市の不動産売却・買取を専門とするハウスドゥ 守谷が、つくばみらい市エリアの物件をご案内する過程で得た情報も交えてご紹介します。

目次
  1. つくばみらい市が子育て世帯に選ばれる理由
    1. 人口は増加傾向、みらい平地区は子育て世代が中心
    2. みらい平地区に新設中学校の開校準備が進行中
  2. マル福(医療福祉費支給制度)でこどもの医療費を助成
    1. 妊産婦マル福(妊産婦医療福祉費支給制度)
    2. 小児マル福(小児医療福祉制度)
    3. 子育て家庭優待制度「いばらきKids Club」
  3. 保育所・幼稚園・認定こども園の状況
    1. 待機児童はみらい平地区の民間保育園誘致で解消
    2. 市立幼稚園への入園
  4. 小学校9校・中学校4校(新設準備中含む)の学区
    1. 小学校の主な校名(一部)
    2. 中学校の主な校名
    3. 義務教育施設適正配置計画とは
  5. 子育て支援センター・子育て支援室
    1. おやこ・まるまるサポートセンター
    2. 子育て支援室(みらい平コミュニティセンター内「プレイルーム・おひさま」)
    3. まるっと!子育て応援ナビ・mila-e予約
  6. 放課後児童クラブと産後ケアの体制
    1. つくばみらい市放課後児童クラブ
    2. 産後ケア事業・パパのための産後ケア事業
  7. 公園・遊び場
  8. 子育て環境と地価・住宅事情のつながり
  9. つくばみらい市の子育て・教育に関するよくある質問
    1. Q. つくばみらい市の小児医療費助成(マル福)は何歳まで対象ですか?
    2. Q. つくばみらい市に待機児童はいますか?
    3. Q. つくばみらい市の小中学校は何校ありますか?
    4. Q. みらい平地区とその他の地区で子育て環境に違いはありますか?
    5. Q. 子育て支援の相談はどこにすればよいですか?
  10. まとめ

つくばみらい市が子育て世帯に選ばれる理由

つくばみらい市は、つくばエクスプレスの「みらい平駅」「みどりの駅」の2駅を有し、秋葉原・つくばの両方向へアクセスできる立地です。共働き世帯が都心に通勤しながら郊外で子育てできる環境として、若い世帯の流入が続いています。

人口は増加傾向、みらい平地区は子育て世代が中心

つくばみらい市子ども・子育て支援事業計画によると、令和8年7月時点の世帯数は23,448世帯、人口は53,717人です(出典:つくばみらい市公式サイト)。年少人口(15歳未満)の割合はおおむね15%前後で推移しており、県平均と比べても子育て世帯の存在感が大きい地域といえます。

みらい平地区に新設中学校の開校準備が進行中

市の学校総務課によると、みらい平地区では児童数の増加に対応するため新しい中学校の開校準備が進められています(2026年7月31日掲載のお知らせより)。既存の伊奈中学校・伊奈東中学校の学区再編にあわせた対応で、義務教育施設適正配置計画にもとづいて進められている取り組みです。人口増加地区に合わせて教育インフラが追いつく形で整備されている点は、これから住まいを選ぶ子育て世帯にとって安心材料のひとつです。

つくばみらい市 人口推移 2024年51328人から令和8年53717人 グラフ
つくばみらい市の人口推移(目安・出典:つくばみらい市公式サイト)

マル福(医療福祉費支給制度)でこどもの医療費を助成

茨城県内の多くの市町村と同様、つくばみらい市も「マル福」と呼ばれる医療福祉費支給制度を設けています。対象は妊産婦と18歳未満のこどもで、それぞれ次の制度に分かれます。

妊産婦マル福(妊産婦医療福祉費支給制度)

妊娠中から出産後の一定期間まで、妊産婦本人の医療費の一部が助成される制度です。母子健康手帳の交付とあわせて案内されます。

小児マル福(小児医療福祉制度)

18歳未満のこどもを対象に、通院・入院の医療費を助成する制度です。所得制限の有無や自己負担額は年度によって見直しが入ることがあるため、対象範囲や助成の目安は必ずつくばみらい市公式サイトの最新ページで確認してください。

子育て家庭優待制度「いばらきKids Club」

妊娠中の方や18歳未満のこどもがいる家庭を対象に、県内協賛店舗での優待が受けられる制度です。市単独の制度ではなく茨城県全域の取り組みですが、つくばみらい市も申込窓口として案内しています。

保育所・幼稚園・認定こども園の状況

子育て世帯が住まい選びで気にするポイントのひとつが、保育所・幼稚園に入れるかどうかです。つくばみらい市の状況を公式情報から確認します。

待機児童はみらい平地区の民間保育園誘致で解消

市の資料「安心して子育てができるまち」によると、みらい平地区に民間保育園を誘致し、令和3年4月に開園したことで、同年4月1日時点の待機児童は0人となりました。ただし、これは特定時点の実績であり、年度・年齢によって申込状況は変動します。入園を希望する場合は、必ずつくばみらい市の最新の保育施設利用調整基準や空き状況を確認してください(出典:つくばみらい市公式サイト)。

市立幼稚園への入園

つくばみらい市は市立幼稚園を運営しており、入園手続きの案内が学校総務課のページに掲載されています。私立の認定こども園と合わせて選択肢があるため、通園のしやすさや保育時間の違いを比較して検討する家庭が多いようです。

小学校9校・中学校4校(新設準備中含む)の学区

つくばみらい市の義務教育施設は、令和6年3月時点で小学校9校・中学校4校です(出典:つくばみらい市教育委員会「児童生徒の就学校一覧」)。

小学校の主な校名(一部)

小張小学校、豊小学校、福岡小学校、小絹小学校など、市内各地区に配置されています。通学区域は住所によって指定されており、指定校変更を希望する場合は市の規定にもとづいた手続きが必要です。

中学校の主な校名

伊奈中学校、伊奈東中学校をはじめとする4校体制です。伊奈中学校は小張・谷口・奉社などの地区が学区、伊奈東中学校は戸崎・戸茂などの地区が学区となっています。さらに、みらい平地区の児童数増加に対応する新設中学校(みらい平中学校)の開校準備が進んでおり、開校時期や学区の詳細は市の最新のお知らせで確認する必要があります。

義務教育施設適正配置計画とは

つくばみらい市は、つくばエクスプレス沿線の開発による児童数増加地区と、少子高齢化による児童数減少地区が同じ市内に混在する状況を踏まえ、「義務教育施設適正配置に関する計画」を策定しています。これは学区再編や学校統合・新設の方針を示す計画で、みらい平地区の新設中学校もこの計画に沿った対応です。子育て世帯が長期的に住む場所を検討する際は、こうした学区の将来的な変化も視野に入れておくとよいでしょう。

つくばみらい市 子育て支援制度一覧 マル福 保育教育 相談窓口 図解
つくばみらい市 子育て支援制度マップ(目安・出典:つくばみらい市公式サイト各ページ)

子育て支援センター・子育て支援室

つくばみらい市では、乳幼児を育てる保護者が気軽に立ち寄れる子育て支援拠点を複数設けています。

おやこ・まるまるサポートセンター

妊娠期から子育て期まで一貫して相談できる、つくばみらい市の子育て世代包括支援の拠点です。利用者支援事業(ママ・パパかかりつけコーディネーター)を通じて、母子保健や育児の相談窓口として機能しています。

子育て支援室(みらい平コミュニティセンター内「プレイルーム・おひさま」)

みらい平コミュニティセンター内に設置されている未就学児向けの遊び場・交流スペースです。子育て支援室だよりが毎月発行されるなど、地域の子育て世帯の交流拠点として利用されています。

まるっと!子育て応援ナビ・mila-e予約

つくばみらい市は子育て支援アプリ「まるっと!子育て応援ナビ」を導入しており、予防接種のスケジュール管理や子育て情報の配信を受けられます。また「mila-e予約」という予約システムも運用されており、子育て支援室の利用予約などに活用されています。デジタルツールを積極的に取り入れている点も、共働き世帯には利用しやすいポイントです。

放課後児童クラブと産後ケアの体制

つくばみらい市放課後児童クラブ

小学生の放課後の居場所として、放課後児童クラブ(学童保育)が市内に設置されています。共働き世帯にとっては、入所可否や定員が住まい選びの判断材料になることもあるため、通学予定の小学校区における状況を事前に確認しておくと安心です。

産後ケア事業・パパのための産後ケア事業

出産後の母体回復や育児不安の軽減を目的とした産後ケア事業に加え、つくばみらい市は「パパのための産後ケア事業(みらい子育てパパサポートプロジェクト)」というユニークな取り組みも行っています。父親の育児参加を後押しする施策で、共働き・核家族化が進む同市らしい制度といえます。

公園・遊び場

みらい平駅周辺は区画整理によって計画的に街区公園が整備されており、ベビーカーでも移動しやすい歩道環境が特徴です。既存地区の伊奈・谷和原エリアには昔からの公園や自然に触れられる緑地もあり、地区によって遊び場の雰囲気が異なります。実際にどの公園が近いかは、検討している物件の住所ごとに確認することをおすすめします。

子育て環境と地価・住宅事情のつながり

子育て世帯の流入が続くみらい平地区は、つくばエクスプレスの利便性と新しい住宅街としての街づくりが評価され、住宅需要が底堅い傾向にあります。一方で、伊奈・谷和原など既存地区は、落ち着いた住環境と比較的取得しやすい価格帯が特徴です。学区や新設中学校の動向、保育施設の状況は、将来の住み替えや売却を考えるうえでも資産価値に影響する要素のひとつです。つくばみらい市全体の交通・買い物・地価動向については、当サイトのつくばみらい市の住みやすさ|交通・子育て・地価もあわせてご覧ください。

つくばみらい市の子育て・教育に関するよくある質問

Q. つくばみらい市の小児医療費助成(マル福)は何歳まで対象ですか?

A. 小児医療福祉制度(小児マル福)は18歳未満のこどもを対象としています。所得制限や自己負担の有無など詳細な条件は改定されることがあるため、つくばみらい市公式サイトの最新情報を確認してください。

Q. つくばみらい市に待機児童はいますか?

A. 市の公表資料では、みらい平地区への民間保育園誘致により令和3年4月1日時点で待機児童は0人となったとされています。ただし年度・年齢区分によって申込状況は変動するため、入園を検討する時期の最新の空き状況を市に確認することをおすすめします。

Q. つくばみらい市の小中学校は何校ありますか?

A. 令和6年3月時点で小学校9校・中学校4校です。加えて、みらい平地区では児童数増加に対応する新設中学校の開校準備が進められています。学区や開校時期は市の学校総務課の最新のお知らせで確認してください。

Q. みらい平地区とその他の地区で子育て環境に違いはありますか?

A. みらい平地区は0〜14歳人口の割合が既存地区より高く、区画整理された新しい住宅街に子育て世代が多く住んでいます。一方、伊奈・谷和原など既存地区は昔からのコミュニティと公園・自然環境があります。通勤スタイルや求める住環境によって向き不向きが分かれます。

Q. 子育て支援の相談はどこにすればよいですか?

A. 妊娠期から子育て期まで一貫して相談できる「おやこ・まるまるサポートセンター」が窓口です。乳幼児の遊び場を兼ねた「子育て支援室(プレイルーム・おひさま)」も、みらい平コミュニティセンター内に設置されています。

つくばみらい市の不動産売却・買取・査定については、つくばみらい市の不動産売却・買取・査定のご相談ページで地域の実績や取扱いエリアの詳細をご確認いただけます。

まとめ

つくばエクスプレスの開通を追い風に、つくばみらい市には子育て世代の人口流入が続いています。マル福による医療費助成、みらい平地区での待機児童ゼロという実績、新設中学校の開校準備——人口増加のペースに教育インフラの整備が追いついてきているのが現状です。ただし学区再編や施設の状況は年度ごとに変わるため、住まい選びの際は市の最新情報を必ず確認するようにしてください。

ハウスドゥ 守谷では、つくばみらい市エリアでの不動産売却・買取・査定のご相談を受け付けています。子育て環境の変化に合わせた住み替えのご相談も大歓迎です。ぜひお気軽にお声がけください。

つくばみらい市での子育て世帯の売却実績は売却査定実績とお客様の声でもご紹介していますので、あわせてご参照ください。

▶あわせて読みたい:つくばみらい市の交通アクセス|TX・庁舎・バス徹底ガイド

▶あわせて読みたい:つくばみらい市の防災・ハザードマップ|洪水・地震の備え

▶あわせて読みたい:つくばみらい市の住みやすさ|交通・子育て・地価まで解説

無料相談フォーム

この記事に関するご相談はこちらから。秘密厳守で対応いたします。

    物件種別(必須)

    物件のご住所(必須)

    マンション名(マンションの方のみ)

    お名前(必須)

    お電話番号(必須)

    メールアドレス(必須)

    ご希望の相談方法(任意)

    ご来店・訪問をご希望の方は、日時をご指定ください

    第1希望日時(任意)


    第2希望日時(任意)



    備考(任意の補足)