公示地価総平均90,029円/m2(2016年)→152,130円/m2(2026年)。10年で約69%の上昇だ。人口も同じ10年で緩やかな増加を続け、令和8年7月1日現在70,226人、世帯数は30,161世帯に達している。

そして「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2026(北関東版)」8年連続総合1位。生活利便性・交通利便性・親しみやすさの3部門でも1位を守る。人口も地価も右肩上がりという、茨城県内では珍しいポジションにある街だ。ここではその長期データを一つずつ確認していきたい。

守谷市の人口推移|1万人の農村から7万人のベッドタウンへ

守谷市の人口は、高度成長期を通じて約1万1千人〜1万2千人で推移してきた。転機は1970年(昭和45年)の市街化区域線引き実施である。これ以降、人口は急激な増加局面に入った。

1985年(昭和60年)には23,856人だったが、2000年(平成12年)の国勢調査では50,362人まで増加。2002年2月2日、市制施行により「守谷市」となった。

令和8年時点の人口データ

  • 常住人口:70,226人(令和8年7月1日現在、前月比10人減の微減)
  • 住民基本台帳人口:71,089人(うち外国人1,610人)
  • 世帯数:30,161世帯(住民基本台帳では31,330世帯)
  • 男女比:男34,906人/女35,320人

直近1か月では転入269人・転出257人で12人の社会増、出生33人・死亡55人で22人の自然減という内訳になっている。人口全体としては横ばい〜微減の局面に入りつつあるが、これは「急成長期が終わり、住民が定着した街になった」ことの表れとも読める。

守谷市の公示地価|過去10年で約69%上昇

守谷市の地価(公示地価・基準地価の総平均)は、2016年から2026年までの10年間で次のように推移している。

守谷市 公示地価 過去10年推移グラフ ハウスドゥ守谷

2016〜2021年までは9万円/m2前後でほぼ横ばいだったが、2022年に105,358円/m2へ急伸し、以降は毎年二桁の伸び率が続いている。2025年は132,585円/m2(+9.24%)、そして2026年は152,130円/m2(+10.46%)。守谷市の変動率ランキングは県内で26位/1375市町村と、上位クラスに入っている。

2026年の内訳では、住宅地の公示地価平均は136,858円/m2。用途を問わない市全体平均とは別の数値である点に注意したい。

駅別・エリア別の地価

守谷市内では、地価は駅からの距離によって大きく異なる。

地価平均坪単価変動率
守谷駅17万5,188円/m257万9,134円/坪+11.72%
南守谷駅8万5,133円/m228万1,432円/坪+6.87%
新守谷駅7万2,000円/m223万8,016円/坪+5.21%

守谷駅圏はつくばエクスプレス(TX)の中心駅にあたり、南守谷・新守谷の2倍以上の水準にある。エリア別では「中央」が28万2,250円/m2でトップ、次いで「ひがし野」21万7,500円/m2(変動率+13.48%は市内トップクラス)と続く。※地価は目安であり、個別の土地の取引価格を保証するものではない。

守谷市が圏内とするつくばエクスプレス沿線の公示地価平均は65万5,255円/m2。守谷市内の地価は、TX駅に近いほど高くなる傾向が明確に出ている。

人口増加が緩やかになってきた背景

直近1か月のデータでは自然動態が22人減、社会動態は12人増と、純粋な人口増加ペースは以前より緩やかになっている。理由として考えられるのは、TX沿線全体の宅地開発が成熟期に入り大規模な住宅供給が減ってきたこと、つくばみらい市など周辺エリアとの宅地競争が強まったこと、そして住民の定着率が上がり転出が少ない街になったことだ。人口が横ばいに近づくことは、必ずしも街の勢いが衰えたことを意味しない。むしろ「急成長期を終え、ちょうど良い都市規模に落ち着きつつある」と捉えることもできる。

8年連続「住みここち1位」が支える人口動態

守谷市は「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2026(北関東版)」(大東建託株式会社、2022〜2026年に北関東エリア居住の20歳以上男女39,726名を対象に集計)で、8年連続の総合1位を獲得している。因子別でも生活利便性1位・交通利便性1位・親しみやすさ1位・賑わい2位という結果である。

居住者の声として公式サイトに掲載されているのは、「自然が多いのに都心への交通の便がよい」「秋葉原まで電車で約30分、2路線が使えるターミナル駅」「新しく若い家族が入ってきており街の発展が期待できる」といったコメントだ。人口の社会増(転入超過)を支えているのは、こうした評価の積み重ねと見てよいだろう。

人口増加を牽引した3つの要因

①つくばエクスプレス(TX)の開業

2005年のTX開業により、秋葉原まで最速約30〜32分というアクセスが実現した。これが新興住宅地開発の起点になっている。

②大規模な住宅地開発

TX沿線の土地区画整理事業により、中央・ひがし野・松並青葉・けやき台など新しい市街地が次々と形成された。地価上昇率が大きいエリアの多くは、この開発エリアと重なる。

③子育て世代への評価

「子育てしやすい街」という評価は、住みここちランキングの居住者コメントにも繰り返し登場する。公園の多さ、治安の良さが具体的な理由として挙げられている。

なぜ地価は上がり続けているのか

2022年以降、守谷市の地価上昇率は毎年二桁に近い水準が続いている。人口が横ばいに近づいているにもかかわらず地価が上昇している背景には、次のような要因が考えられる。

  • 低金利環境下での住宅ローン需要の継続
  • 都内・県内近隣エリアからの資産性を意識した住み替え需要
  • 守谷駅圏の商業集積・生活利便性の高さがそのまま資産価値に反映されていること
  • 茨城県内でも希少な「人口増加+高い住みここち評価」の組み合わせによるブランド化

いずれも一次データから確認できる直接の因果関係ではなく、複数の一般的な要因が重なっていると考えるのが妥当である。

人口と地価の推移が、家の売却・所有にどう関わるか

10年間で地価が約69%上昇したという事実は、「今の守谷市の不動産が、10年前より高い評価を受けやすい」ことを意味する。特にTX守谷駅から徒歩圏、中央・ひがし野エリアは上昇率も高水準だった。

一方で、人口動態が横ばいに近づいている今のタイミングは、「これから売る・売らないを判断するなら、地価が高止まりしている今のうちに一度査定を受けてみる」という考え方もできる局面である。相続で受け継いだ実家、住み替えを検討している持ち家など、状況に応じて査定額の目安を知っておくことには意味がある。

ハウスドゥ 守谷では、こうした長期データを踏まえたうえで、無料査定・買取のご相談を受け付けている。売却を急いでいない場合でも、現在の資産価値を把握しておくことをおすすめしたい。

実際に守谷市内でどのような価格で取引されているか気になる方は、売却査定実績とお客様の声もあわせてご覧いただきたい。

よくある質問(FAQ)

Q. 守谷市の人口は今後も増え続けますか?

A. 令和8年の直近データでは、社会動態(転入超過)はプラスを維持していますが、自然動態(出生-死亡)はマイナスに転じており、人口全体としては横ばい〜微減の局面に入りつつあります。TX沿線の宅地開発が成熟期に入ってきたことも背景の一つと考えられます。ただし茨城県内の他市町村と比較すると、依然として社会増を維持している数少ない自治体の一つです。

Q. 守谷市の地価は今後も上がりますか?

A. 2022年以降、毎年二桁に近い上昇率が続いていますが、将来の地価動向を確約することはできません。過去10年の傾向としては、TX守谷駅圏を中心に上昇が続いています。売却や購入のタイミングを検討する際は、最新の公示地価や取引事例を確認することをおすすめします。

Q. 守谷市で最も地価が高いエリアはどこですか?

A. 2026年時点では、守谷駅圏(駅地価平均17万5,188円/m2)が最も高く、エリア別では「中央」(28万2,250円/m2)がトップです。次いで「ひがし野」が21万7,500円/m2で、変動率+13.48%は市内でも高い水準にあります。

Q. 守谷市の「住みここちランキング1位」は本当ですか?

A. 大東建託株式会社が実施する「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2026(北関東版)」において、守谷市は8年連続で総合1位を獲得しています。これは守谷市公式サイトでも紹介されている実績です。生活利便性・交通利便性・親しみやすさの3部門でも1位となっています。

Q. 守谷市の世帯数はどれくらい増えていますか?

A. 令和8年7月1日現在の世帯数は30,161世帯(住民基本台帳では31,330世帯)です。人口の伸びが緩やかになる一方、世帯数は単身世帯・核家族化の影響もあり増加が続く傾向にあります。

Q. 人口が横ばいでも家は売れますか?

A. 人口動態と個別の不動産の売れやすさは別の要素です。守谷市は地価が上昇局面にあり、TXアクセスの良さや住みここちランキング1位という評価も継続しています。エリアや物件の状態によって売却のしやすさは異なるため、まずは無料査定で現在の資産価値を確認することをおすすめします。

まとめ|10年のデータが示す守谷市の今

地価約69%上昇(10年間)。住みここちランキング8年連続1位。茨城県内でも珍しい「人口を維持しながら資産価値も上がる街」、それが守谷市の今の姿である。人口増加のペースは緩やかになりつつあるものの、これは成熟した街への移行過程と捉えることもできるだろう。ご自宅の売却や今後の住まいの計画を考えるうえで、こうした長期データはひとつの判断材料となるはずだ。

実際の売却査定実績やお客様の声は売却査定実績とお客様の声のページでご覧いただけます。

関連記事もあわせてご覧いただきたい。守谷市の住みやすさ徹底ガイドでは交通・子育て・地価の全体像を、守谷市の防災・ハザードマップでは災害リスクの観点から守谷市を解説している。守谷駅周辺エリアに絞った情報は守谷駅周辺エリアの住みやすさを参照。

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