「登記申請書はどこでもらえるの?」「法務局まで行かなくてもダウンロードできる?」——不動産の名義変更を自分で行おうとすると、まず最初につまずくのがこの疑問です。

結論から言うと、不動産登記の申請書は法務局の公式サイトから誰でも無料でダウンロードできます。この記事では、相続・売買・抵当権抹消・建物滅失など目的別の様式の探し方、Word・PDFどちらを選ぶべきか、スマホで完結できるのかまで、実務の流れに沿って整理しました。

守谷市・つくばみらい市・常総市で相続した不動産の名義変更を検討している方は、守谷市の相続登記を自分でやるやり方【5ステップ】もあわせてご覧ください。

登記申請書は法務局の公式サイトから無料でダウンロードできる

不動産登記の申請書様式は、法務局ホームページの「不動産登記の申請書様式について」というページにまとめて掲載されています。名義人の住所・氏名変更、所有権移転(相続・売買・贈与・財産分与)、抵当権抹消・設定、建物滅失、地目変更など、手続きの種類ごとに様式と記載例が分かれているため、まず自分がどの手続きに該当するかを確認することが最初の一歩です。

様式は一太郎・Word・PDFの3形式で用意されていることが多く、パソコンで直接入力して作成したい場合はWord、印刷して手書きする場合はPDFを選ぶとよいでしょう。記載例も同じページに用意されているため、様式と記載例をセットでダウンロードすることをおすすめします。

相続登記の申請書はどれをダウンロードすればいい?

相続による所有権移転登記の申請書は、遺産の分け方によって様式が分かれています。

  • 法定相続:相続人全員が法定相続分どおりに不動産を取得する場合
  • 遺産分割:相続人どうしの話し合い(遺産分割協議)で取得者を決めた場合
  • 遺産分割(数次相続):相続手続き中にさらに相続が発生した場合
  • 公正証書遺言/自筆証書遺言:遺言書にもとづいて取得した場合
  • 相続人に対する遺贈:遺言により相続人の1人が遺贈を受けた場合(令和5年4月1日以降は単独申請が可能)

守谷市やつくばみらい市では、実家を相続したものの遺産分割協議がまとまっていないケースのご相談を多くいただきます。この場合は「遺産分割」用の様式ではなく、いったん「法定相続」の様式で共有名義にするか、話し合いがまとまってから「遺産分割」の様式で申請するかを判断する必要があります。迷った場合は、申請前に管轄の法務局や司法書士に確認することをおすすめします。

目的別・登記申請書の選び方図解|守谷市

スマホでダウンロード・作成はできる?

法務局の様式ページ自体はスマホからでも問題なく閲覧・ダウンロードできます。ただし、Word形式の様式をスマホで開いて記入し、印刷まで完結させるには、Word対応アプリやコンビニのネットプリント機能などを組み合わせる工夫が必要です。PDF形式であれば、スマホの無料アプリで文字入力ができるものもありますが、記入欄が細かいため、最終的にはパソコンでの入力・印刷、またはA4用紙に手書きする方法が確実です。

「ダウンロードはスマホで済ませて、作成は自宅のパソコンで」という流れが、実務上もっともつまずきが少ない進め方です。

抵当権抹消登記申請書|住宅ローン完済時に必要

住宅ローンを完済すると、金融機関から抵当権抹消に必要な書類一式が送られてきますが、登記申請書自体は自分で法務局の様式をダウンロードして作成する必要があります。法務局のサイトには「住宅ローンを完済した方へ(抵当権の登記の抹消手続のご案内)」という案内資料も用意されており、申請の流れが分かりやすくまとまっています。

抵当権抹消登記は自分で行う方も多い比較的シンプルな手続きですが、金融機関から届いた書類の有効期限(多くは発行から3か月程度)が切れる前に申請する必要がある点に注意してください。

建物滅失登記申請書|解体後1か月以内が期限

建物を解体・取り壊した場合は、法務局の様式から「建物滅失登記申請書」をダウンロードし、取り壊しから1か月以内に申請する義務があります(不動産登記法第57条)。放置すると10万円以下の過料の対象となる可能性があるほか、更地として売却する際にも支障が出ます。土地家屋調査士に依頼することもできますが、書類自体は自分で作成することも可能です。

登録免許税の計算方法もあわせて確認する

登記申請書と同じページには「登録免許税の計算」の資料もPDFで公開されています。相続による所有権移転登記の登録免許税は、原則として固定資産税評価額×0.4%です(土地の相続登記には期限付きの免税措置が設けられている場合があるため、申請時点の最新情報を法務局で確認してください)。売買・贈与・抵当権設定など手続きの種類によって税率が異なるため、申請書を作成する前に概算の税額を把握しておくと、当日の窓口でも慌てずに済みます。

申請書作成でよくあるつまずきポイント

法務局の様式を使って自分で申請書を作成する際、実務でよく出てくるつまずきを3つ紹介します。

  1. 添付書類は原本が原則:住民票の写しなどはコピー不可です。原本の還付を希望する場合は、コピーに「原本に相違ありません」と記載し署名押印したものを添付します。
  2. 個人番号(マイナンバー)は記載しない:不動産登記の手続きでは個人番号を利用できないため、個人番号の記載がない住民票を取得する必要があります。
  3. 用紙はA4・黒色インクで作成:長期保存できる紙質で、鉛筆や消えるボールペンは使用できません。

申請書の作成が難しいと感じたら

相続人が多い、遠方に住んでいる相続人がいる、遺産分割がまとまらないといった事情がある場合は、無理に自分で作成しようとせず、司法書士への依頼や、管轄法務局の相談窓口(多くは事前予約制)の利用を検討してください。守谷市・つくばみらい市・常総市のお客様には、名義変更が済んでいない状態でもまずは不動産の売却相談をお受けし、必要に応じて専門家をご紹介することも可能です。

守谷市で相続した不動産の売却・名義変更のご相談

ハウスドゥ 守谷店は、株式会社JOB HOPE(宅地建物取引業免許番号:茨城県知事(2)第7366号)が運営する、古田敦也さんをイメージキャラクターとするハウスドゥブランドの加盟店です。相続登記が済んでいない不動産の売却相談、司法書士のご紹介まで、守谷市・つくばみらい市・常総市・坂東市エリアで対応しています。

よくある質問

登記申請書はどこでもらえますか?

法務局の公式サイトから無料でダウンロードできます。窓口へ行けば紙の様式をもらうこともできますが、事前にダウンロードして記入しておくと窓口での手続きがスムーズです。

登記申請書は手書きでも大丈夫ですか?

手書きでも問題ありませんが、黒色インクや黒色ボールペンなど消えない筆記具を使う必要があります。パソコンで入力したほうが修正しやすく、記載ミスを防ぎやすいためおすすめです。

法務局の登記申請書はスマホでダウンロードできますか?

ダウンロード自体はスマホで可能です。ただし記入・印刷まで完結させるには、コンビニのネットプリント機能などパソコン以外の工夫が必要になる場合があります。

相続登記の申請書はどの様式を選べばいいですか?

法定相続か、遺産分割協議によるものかで様式が異なります。遺産分割協議がまとまっていない場合は法定相続の様式を使うことになるため、進め方に迷ったら法務局や司法書士に確認してください。

建物を解体したら、いつまでに登記が必要ですか?

建物滅失登記は、取り壊しから1か月以内に申請する義務があります。放置すると過料の対象となる可能性があるほか、更地として売却する際の支障にもなります。

登記申請書に添付する住民票はコピーでもいいですか?

原則としてコピーは不可で、原本の添付が必要です。原本の還付を希望する場合は、コピーに「原本に相違ありません」と記載し署名押印したものを別途提出します。

まとめ

登記申請書は法務局の公式サイトから無料でダウンロードでき、相続・売買・抵当権抹消・建物滅失など手続きの種類ごとに様式が用意されています。スマホでのダウンロードは可能ですが、作成・印刷まで含めるとパソコンでの対応が現実的です。相続人が多い、話し合いがまとまらないといった事情がある場合は、無理に自分で進めず専門家への相談も検討してください。守谷市で相続した実家の名義変更・売却でお悩みの方は、あわせて守谷市の相続登記を自分でやるやり方【5ステップ】もご確認ください。

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