関東鉄道常総線7駅、コミュニティバス「JOYBUS」、そして圏央道常総インターチェンジ。茨城県常総市には、この3つの交通軸があります。本記事では鉄道・バス・車の観点から常総市の交通アクセスを整理し、市内7駅それぞれの特徴、そして令和8年に開通したばかりの道の駅常総へのアクセス方法まで、暮らしと不動産の両面で役立つ情報としてまとめました。

常総市の交通アクセスの全体像

常総市は茨城県南西部に位置し、市の東部を関東鉄道常総線が南北に縦断しています。鉄道は取手駅でJR常磐線、守谷駅でつくばエクスプレス(TX)、下館駅でJR水戸線とそれぞれ接続しており、単独の路線でありながら首都圏や水戸・小山方面への乗り継ぎ拠点を複数持っているのが特徴です(常総市公式サイト「鉄道【関東鉄道常総線】」)。道路面では、令和のうちに圏央道常総インターチェンジが開設されたことで、都市軸としての役割が大きく変わりつつあります。

車での移動|圏央道常総ICと道の駅常総

圏央道常総インターチェンジの開設

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の常総インターチェンジは、常総市にとって大きな交通結節点です。圏央道は令和8年度までに段階的な4車線化が進められる見通しで、常総IC周辺ではアグリサイエンスバレーの整備なども進んでいます(茨城県公式資料)。常磐自動車道の谷和原インターチェンジへも、常総ICから約30キロメートル・所要時間約22分という目安が民間の高速道路料金検索サービスで確認できます。

道の駅常総|圏央道と直結する新たな玄関口

圏央道常総インターチェンジを降りてすぐ、国道294号沿いに位置する「道の駅常総」は、常総市の新たな玄関口として整備されました。アクセスの良さから、下妻方面・守谷方面・つくば方面・圏央道方面など、複数の方向から立ち寄りやすい立地になっています(道の駅常総公式サイト)。公共交通でも、最寄りの三妻駅から徒歩約20分のほか、つくバスみどりのシャトルでのアクセスが可能です。

関東鉄道常総線|市内7駅と接続路線

常総市内の7駅

常総市内には、水海道駅・北水海道駅・中妻駅・三妻駅・南石下駅・石下駅・玉村駅の7駅があります(常総市公式サイト)。中心駅である水海道駅は快速も停車する主要駅で、市役所や商業施設に近く、通勤・通学・買い物のいずれにも便利な立地です。

取手・守谷・下館への接続

常総線は取手駅でJR常磐線に接続するため、上野・東京方面への乗り継ぎが可能です。また守谷駅ではつくばエクスプレスに接続し、秋葉原・つくば方面へのアクセスが開けます。下館駅ではJR水戸線に接続し、水戸・小山方面へも移動できます。1本の路線でありながら3方向への接続を持つ点は、常総市の交通の大きな強みといえます。

パーク&ライド・サイクルトレイン・レンタサイクル

一部駅周辺には常総線利用者向けの無料駐車場(パーク&ライド)が整備されており、車で駅まで移動してから鉄道に乗り換えるスタイルも定着しています。また一部時間帯の列車には自転車の持ち込みが可能な「サイクルトレイン」があり、水海道駅ではレンタサイクルの利用もできます(常総市公式サイト)。マイカーと自転車、鉄道を柔軟に組み合わせられる点は、広い市域を持つ常総市らしい交通インフラです。

市内公共交通|コミュニティバス「JOYBUS」と近隣市のバス路線

常総市内では、関東鉄道の路線バスに加えて、市が運行するコミュニティバス「JOYBUS」が利用できます。さらに、つくばみらい市のコミュニティバス「みらい号」、つくば市の「つくバス」、坂東市の「坂東号」の一部ルートも市内に乗り入れており、近隣市と連携した公共交通ネットワークが構築されています(常総市公式サイト「路線バス・他市コミュニティバス」)。

たとえば「みらい号」のきぬ医師会・みらい平駅ルートは水海道駅を起点にきぬ医師会病院を経由し、「つくバス」のみどりのシャトルは道の駅常総を経由します。令和8年4月からは、水海道駅とみどりの駅(つくばみらい市)の間の運行がつくばみらい市のコミュニティバスに移管されるなど、路線再編も進んでいます。日常的にバスを使う予定がある方は、最新の運行状況を確認しておくと安心です。

常総市 交通アクセス 早見表

エリア別に見る交通アクセスの特徴

水海道地区(市の中心部)

水海道駅を中心とした市の中心市街地で、市役所・商業施設・医療機関が集積しています。常総線の主要駅としての利便性に加え、道路網も整備されており、市内で最も交通利便性の高いエリアです。

石下地区(市の北部)

石下駅・南石下駅を中心とするエリアで、つくば市・下妻市方面との結びつきが強い地域です。市の合併前は「石下町」として独立した自治体であった経緯もあり、水海道地区とはやや異なる生活圏・商圏を形成しています。

圏央道IC周辺(新たな成長エリア)

圏央道常総IC周辺は、道の駅常総の開業やアグリサイエンスバレーの整備など、比較的新しい開発が進むエリアです。車での移動を前提とした利便性が高く、今後の人口動態や地価にも影響を与える可能性がある地域として注目されています。

常総市の住まいの相場と交通利便性(2026年目安)

2026年の公示地価では、常総市の平均は約23,978円/平方メートル(前年比-0.11%)という水準が民間の地価集計サイトで確認できます。一方、2025年の基準地価では約25,146円/平方メートル(前年比+0.42%)とプラスに転じた地点も見られ、圏央道の開通効果が徐々に地価にも波及している可能性があります。水海道駅周辺や圏央道IC周辺など、交通利便性の高いエリアほど取引が活発になりやすい傾向があるため、ご自身の土地・建物の実際の価値については、平均値だけでなく個別の査定で確認することをおすすめします。

交通インフラの変化は不動産価値にも影響する

常総市は、令和のうちに圏央道常総ICが開設され、道の駅常総が開業するなど、交通インフラが大きく動いているまちです。鉄道中心だった交通体系に、高速道路という新しい軸が加わったことで、エリアごとの利便性や将来性にも変化が生まれています。「実家をどうするか考えたい」「今の資産価値を知っておきたい」という方は、こうした交通インフラの変化も踏まえて早めに相場を把握しておくと、選択肢が広がります。常総市エリアの不動産売却・買取査定については、こちらの常総市の不動産売却・買取・査定ページで取り扱い実績や査定の流れをご案内しています。

常総市の交通アクセスに関するよくある質問

Q1. 常総市内に鉄道駅はいくつありますか?

A. 関東鉄道常総線に、水海道駅・北水海道駅・中妻駅・三妻駅・南石下駅・石下駅・玉村駅の7駅があります。中心駅は水海道駅です。

Q2. 常総線から都心方面へはどう乗り継げばよいですか?

A. 取手駅でJR常磐線に接続しており、上野・東京方面への乗り継ぎが可能です。また守谷駅でつくばエクスプレスに接続し、秋葉原・つくば方面へもアクセスできます。

Q3. 圏央道常総ICはいつ開設されましたか?

A. 常総市公式資料によると、圏央道の常総IC開設は常総市にとって大きな飛躍のチャンスと位置づけられており、周辺ではアグリサイエンスバレーや道の駅常総の整備が進められています。詳細な開通時期は圏央道の全体整備計画にもとづきます。

Q4. 道の駅常総へはどうやって行けますか?

A. 車の場合は圏央道常総インターチェンジを降りてすぐ、国道294号沿いです。公共交通の場合は最寄りの三妻駅から徒歩約20分のほか、つくバスみどりのシャトルも利用できます。

Q5. 市内で自転車を使った移動はできますか?

A. 一部時間帯の常総線車両には自転車を持ち込める「サイクルトレイン」があり、水海道駅ではレンタサイクルも利用できます。駅から目的地までの「ラストワンマイル」の移動手段として活用されています。

Q6. 常総市内でバスは使えますか?

A. 市が運行するコミュニティバス「JOYBUS」のほか、関東鉄道の路線バス、さらにつくばみらい市「みらい号」・つくば市「つくバス」・坂東市「坂東号」の一部ルートも市内に乗り入れており、近隣市と連携した公共交通網が整っています。

まとめ|常総市は鉄道と高速道路の2軸が育つまち

関東鉄道常総線による3方向(取手・守谷・下館)への接続、そして圏央道常総ICの開設。この2つの交通軸こそが、常総市の大きな特徴です。水海道地区は鉄道中心の利便性、石下地区はつくば・下妻方面とのつながり、圏央道IC周辺は新しい成長エリア。地域ごとに異なる交通の顔を持つまちだといえます。マイホーム探しでも、ご実家や所有物件の売却検討でも、こうした交通インフラの変化を踏まえることが、納得のいく判断への近道です。

常総市内での売却実績は売却査定実績とお客様の声でもご紹介していますので、あわせてご参照ください。

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